①
設置場所まで本体を置き、本体上に水平器を載せて水平になるようにアジャスタで調整する。
(配管を組み上げて、本体と接合後でも可)
②
排気口管に付いているパッキン4箇所に切れ込みを入れる。
③
排気口管を止めるネジ4箇所を緩める。
④
排気口管と穴付ブラケットが付いている2重管エルボ管とを取り付けてから、③で緩めたネジ4箇所に通して本体に8㎜スパナで締め付けて固定する。
※
④で、排気口管と2重管エルボ管を取り付ける時の注意点として、目視で見ながら嵌める時、図のようにOリングがはみ出たらやり直して、はみ出ないように組み付けて下さい。
⑤
排気筒・給気筒を外部に出す位置を選定し、排気筒用穴はφ150~160のコアドリル等で壁を貫通させ、給気筒用穴はφ50のホルソー等で壁を貫通させる。
⑥
4箇所ネジ止め位置箇所をマークし、アンカー等を打ち込む。(壁の材質次第では、不要)
⑦
壁貫通材の内側を穴に通し、4箇所ネジ止めする。
※水平器を当てて水平出ししてからネジ止めすること。
⑧
壁貫通材の中央穴に単管300㎜(又は450㎜など)を通す。
⑨
2重管(エルボ、ストレート)を壁貫通材にはめる。
⑩
(垂直器で垂直出し後)壁貫通材にはめ込んだ箇所(1ヶ所もしくは2ヶ所)に、黒染めの4㎜タッピンネジ、ドリルねじ等(長さ10~15㎜程度で可)をインパクトドライバー等で打ち込む。
⑪
2重管ストレート管及び、スライド管で本体側のエルボ管と、壁貫通材側のエルボ管の間に入れてはめ、垂直出しした後、配管外れないよう⑩と同様に1本タッピンネジを打ち込む。
※打ち込み位置は、管下端面よりおおよそ10㎜上の位置。
⑫
(⑩同様垂直出しした後)エルボ管ブラケットの穴に1本タッピンネジを打ち込んで、排気口管と固定。
⑬
(コーナー置きで本体の向きを変える時)壁貫通材側のエルボ管と2重管ストレート管とのはめ合い部を軸に本体を動かして向きを決めた後、⑪⑫同様1本ネジを打ち込む。
⑭
壁を通っている室内側の壁貫通材の筒に、室外側の壁貫通材の筒をはめながら、壁から外部へ飛び出している排気管(単管)を室外側の壁貫通材の中央穴に通した後、⑪⑫と同様にして壁貫通材を外壁に固定。
⑮
室外側の壁貫通材と排気筒の隙間を、耐火パテ等耐熱性のあるコーキング材で全周埋める。
⑯
室外側の壁貫通材の上部・左右側面の3箇所をシリコン等でコーキングする。(下部面はしないこと)
排気筒トップ(45度エルボ網付)を取り付ける。
※向きは原則図のような垂直方向であるが、排気出口が上向きにならない程度で、施主要望があれば向き変更可。
※
(仕上げを良くする場合、)給気筒用穴の表裏にエアコン用等の化粧板をはめ込む。(コーキング材、またはパテ要)
※但しφ50のもので穴貫通させるのであれば、給気筒を通してそのままコーキングでも可。
⑰
給気筒トップを外側から内側へ通す。
※この時、室内側はダクトホースのはめ込みしろとして壁から約5cm程度室内側に出すこと。
(余ったら、ノコギリ等でカットする。)
⑱
ダクトホースを本体側、給気筒トップ側に繋ぎ、+ドライバーを用いてホースバンドを締め付ける。
⑲
室内側の給気筒の周りをパテ等で全周塗布する。
⑳
室外側の給気筒の周りをパテ等で全周塗布する。
工事完成例(図はペレットMini-A)
注意)
燃焼用空気を屋外から取る場合は、⑯~⑳を参照して作業してください。
室内で給気が取れる環境の場合は、⑯~⑳は省略してください。